世の中を分析したいよ

世の中のあらゆることについて、作者が勝手に分析したことを箇条書きで書くだけのプログです

これからの働き方はどう変わるのか

 近年働き方改革といわれるように、日本の働き方が変わりつつある。労働者1年間の労働時間を見ても、1960年(約2400時間)をピークに年々減少しており、2017年は約1800時間となっている。約600時間減っているのだ。つまり一日約2時間ほど他の事に使える時間が増えたということだ。

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図1-2 労働時間数 年間|早わかり グラフでみる長期労働統計|労働政策研究・研修機構(JILPT)

 

 労働時間だけでなく、私生活でも家事の自動化、掃除・買い物・料理などノウハウの共有化や機械による自動化で短縮している。

  自分の趣味に使用できる時間が多くなっているだ。

 2019年は有給取得5日の義務化が始まるなど更に労働時間の減少が見込まれる。もしかしたら将来週休3日が当たり前の時代がくるかもしれない。

 一方で、現在スマホなどによりネットが全世代に急速に広がっている。SNS特にツイッター、Line、YouTubeなどネットを使わない日はないのではないか。更にその中で現在趣味が仕事となる現象が起きている。特にYouTubeは以下の記事で述べたように市場規模が急速に拡大し、仕事としてやっている人も多くなっている。

これからのYou Tubeの市場規模について - 世の中を分析したいよ

  他にもプログ、Lineスタンプ、情報商材せどり、ポイントサイト、ヤフオクなどネットサービスを利用することで利益を上げることが可能である。これは誰でもできるため、需要があれば利益につながるのである。

 つまり趣味を仕事に変えるチャンスが無限にあるということだ。

例えば、YouTuber年収ランキングで10000位の方でも年間約47万稼げている。

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日本人ユーチューバー総収入ランキング(11312人)

 今後大きく変わるのは仕事の最適化だろう。世の中にはいろいろな人がいる。自分がやりたくないようなことでも他の人はやりたいと思う人がいる。つまり、やりたくない仕事はやりたい人にまかせて、自分はやりたい仕事だけをすればいいのだ。このような社会に変わるためには、日本の社会の仕組みを大きく変える必要があり、多くの時間がかかるだろう。しかし数十年後には、教科書に「昔の人はやりたくもない仕事をしていた」と記述され、未来人は驚くような世界になるかもしれない。

ゲームはソフトの容量が増加すれば面白いのか

 ゲームの歴史は長い、世の中で大ヒットしたファミリーコンピュータが発売されたのは27年前の1983年である。

 その後、スーパーファミコンPlayStationPlayStation2ゲームキューブPlayStation3WiiNintendo SwitchPlayStation4などゲーム機は進化を遂げてきた。

 何が進化したのか。中でも一つはゲームソフトの容量だろう。以下にゲームソフトの容量について比較する。

                         (単位:バイト)

         1,048,576              ファミリーコンピュータ(1983年)

         6,291,456                           スーパーファミコン(1990年)

       67,108,864                           ニンテンドウ64(1996年)

  1,610,612,736                           ニンテンドーゲームキューブ(2001年)

  9,126,805,504                           Wii(2006年)

53,687,091,200                           PS3(2006年)

53,687,091,200                           PS3(2013年)

34,359,738,360                      Nintendo Switch(2017年)

 

 以上の通りファミリーコンピュータからゲームキューブへは約1000倍も容量が大きくなった。13年で大きな変革が起きたといえる。しかしwillとNintendo Switchと比較すると約4倍と意外と変わっていない。

 ファミリーコンピュータゲームキューブのゲーム内容を比べると一目瞭然で、映像、音楽が全く違う。これは容量の圧倒的な違いがもたらした差であると言えよう。

 しかし近年のゲームソフトは容量の発展は進んでいないつまり、映像、音楽の差を感じられることができない一つの要因ではないか。

 では技術的に不可能といわれるとそうではない。以下の図の通り、大容量化の技術は日々進歩しており、技術的には容量を増やすことは可能である。Nintendo Switchのソフトはすごく小さいこともこれを見れば分かる。

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https://www.nhk.or.jp/strl/publica/rd/rd160/pdf/P04-18.pdf#search=%27%E8%A8%98%E6%86%B6%E5%AA%92%E4%BD%93+%E5%AE%B9%E9%87%8F+%E6%8E%A8%E7%A7%BB%27

 昔みたいにゲームの進化にインパクトを与えるためには更なる大容量化のソフトを開発するのも一つの手ではないか

 

芸人とYouTuberの違い

 近年世間に注目を浴びているYouTuber。その影響力は小学生のなりたい職業ランキングTOP3に入るほどである。また小学生だけでなく社会人も脱サラを目指して活動している人もおり、始めどこか馬鹿にされていたYouTuberが世間に浸透しつつある。

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「将来つきたい職業」アンケート結果/「小学生白書Web版」2018年9月調査より

 また「YouTuberなんてテレビにでたらちっとも面白くない」と言われるようによく芸人と比較されるが、では芸人がYouTuberデビューしたら簡単にトップYouTuberになれるのか。

 実際はそうではない。現在の芸人のYouTuber登録者数ランキングは以下である。

最高はカジサック氏の159万であり、その他は100万人以下である。これでも十分すごいことではある。しかし、

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「お笑い芸人」タグ|YouTubeランキング

 

 日本のYouTuber登録者数ランキングは以下であり最高ははじめしゃちょー氏の831万人。TOP10でもHikakinGamesの441万人である。つまり芸人YouTuberは全く及んでいない。

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ユーチュラ | YouTubeランキング

 この結果から人気芸人でも簡単にYouTuberになれないことが分かるだろう。ではなぜなのか、これは芸人とYouTuberの違いを知ることが必要となる。

 

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 そもそもテレビ番組を作るには当然芸人だけではできない。番組制作に直接携わる関係者はざっと挙げても以下の人たちがいる。

制作スタッフ

①テレビプロデューサー
②テレビディレクター
③アシスタントディレクター
④タイムキーパー

技術スタッフ

①カメラマン
②編集者
③音声スタッフ
④照明スタッフ

 つまりこの人たちがいなければテレビ番組を作ることはできない。ここが芸人とYouTuberとの大きな違いである。つまり芸人だけがYouTuberを目指しても、番組の構成、動画の撮り方、編集などの技術がなければ作ることができないのだ。しかしYouTuberはこれを全て自分でしなければならない。つまり芸人としての能力だけでなく、裏方としての能力も必要になる

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 またこれは逆も言える。芸人は「芸」をすることに特化した人である。つまりYouTuberがテレビに出ても面白くないと言われるのは、「芸」だけでの勝負では芸人には勝てないのだ。

 芸人にも下積みはあるが、YouTuberにも当然下積みはある。YouTuberを始めても数か月は全く相手にされず、再生回数も100回すらいかないこともざらである。飯が食えるレベルまで稼ぐには数年はかかることもおかしくない。また大半の人はその前にやめてしまう。

 YouTuberを目指すことは芸人を目指すことと同じ覚悟が必要である。つまり真剣にならなければ到底やってい行ける職業ではない。

 

 

地球温暖化はしているのか

 「地球温暖化」という言葉は、テレビでもネットでも日々聞く単語であり学校の授業でも教えられるほど常識となっている。しかし近年地球温暖化はしていないという説も上げられている。

 そこで今回具体的なデータを用いて考えたいと思う。

まず世界の過去100年の平均気温は以下となっている。

 

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気象庁 | 世界の年平均気温

 

 ごらんの通り地球の平均気温は100年前と比べると約1℃ではあるが上昇していることが分かる。

 また日本の過去100年の平均気温は以下である。

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 ごらんの通り日本の平均気温は100年前と比べると約1.5℃ではあるが上昇していることが分かる。

  また日本の最高気温の記録と最低気温の記録は以下である。

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気象庁|歴代全国ランキング

 最高気温は最近の記録が並んでいるが、最低気温は昔の記録が並んでいることが分かる。寒暖差が大きくなったと言われるかもしれないそれなら最近最低気温も最近更新していないとおかしい。このことからも温暖化していると言えるのではないか。

 皆さんも最近の猛暑は記憶に新しいのではないか、特に過去最高気温を更新した2018年は各地で40℃越えが多発し、2018年はエアコン出荷が過去最高を記録した。つまりみんなが今までの暑さに耐えきれなくなったという表れである。

https://kadenbiz.com/2019/06/03/air-conditioner-shipments-in-fiscal-2018/

 今後は2100年には2001年比で最大4.8℃上昇するとも言われている。

www.jccca.org 4.8℃上昇するということは、夏の猛暑は日中45℃越えまで行く可能性がある。夜でも35℃までしか下がらず、エアコンなしではまず生きていくのは不可能な状態までなる可能性もある。

 実際にここまで上昇するのかは100年後になってみたいと分からない。しかし唯一言えることは地球は温暖化していることは事実である。

 この事実は少し調べれば分かることであるが、なぜでは温暖化していないという声が上がっているのか。それは「地球温暖化の原因は人為的でない」「過去の地球と比べればもっと寒い時期はあった」という声である。しかしよく考えてほしい、これらは温暖化を否定するのとは的外れである。人為的でなければ温暖化は問題ないのか?そうではない。過去100年よりもはるか昔の気温と比較して意味あるのか?今の高度文明の人類がいたわけでもないのに。

 温暖化が問題になっているのは、私たちの生活に影響がでるからである。事実、前述で述べた猛暑、それに伴う生態系の変化、海面上昇による沈没により被害がでている。

 つまり温暖化に対して私たちが生活していくために対策をとることは必要不可欠なのである。

 

 

 

宇宙を基準とすれば人生の悩みは大したことない

 普段の生活で嫌なことで悩むことは多々あると思う。学生なら受験がうまくいくか、授業で発表がうまくいくか、クラスメイトからいじめられないか、社会人なら仕事が納期に間に合うか、上司から怒られないか、今の仕事のやり方が分からないとか多くの悩みがある。

 さて、話を変えて宇宙について考え見よう。まず地球は太陽系の周りをまわっている。

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 その太陽系は天の川銀河の一部であり、なんと天の川銀河には約2000億個の太陽系と同じ恒星が存在しているのだ。この中に地球のような惑星が存在しているのだから、惑星の数は1兆を軽く超えるだろう。これだけ考えても途方もない。日本の人口は約1億2千人万人、世界人口は約70億人と星の数には全く及ばない。

news.mynavi.jp 更に驚くべきことにこの銀河系は宇宙に約2000億あるといわれているつまり太陽系のような恒星の数は2000億×2000億=4×10^22である。

つまり

       40,000,000,000,000,000,000,000個

である。

よく分らないので世界の人口と比較してみよう

      40,000,000,000,000,000,000,000個

               7,000,000,000人

これだけの差がある。

 

更に驚くべきことにこれは観測可能な宇宙でのことである。

宇宙は常に膨張しており、その速度はなんと光の速さに匹敵する。

宇宙は光がないと観測できない、つまり光が地球に届く範囲して観測できないのだ。つまり宇宙が誕生した137億光年の広さしか観測できないのだ。

つまり宇宙はまだまだ大きい可能性もある。もしかしたら宇宙が銀河のように数百億あるのかもしれない。

ja.wikipedia.org

 ここで自分の悩みと宇宙で考えてみよう。宇宙に約40,000,000,000,000,000,000,000個もの星がある。仮に地球が消え去ったとしよう。宇宙になんの影響があるというのか。しかし私たちにとって地球が消え去ったことは大事件の大事件。でも宇宙にとっては誤差より更に小さい事情にしかすぎないのだ。

 私は40,000,000,000,000,000,000,000個もの星の中の一つに住んでいる7,000,000,000人の一人にすぎない。つまり私の悩みなど宇宙からしたら誤差の更に誤差の無に等しい。

 つまり個人の悩みなど基準を変えてしまえばどうでもいいのだ。周りと比べてどうとか、世間と比べてどうとか勝手に基準を決めていないか?それでその基準と比較して勝手に落ち込んでいないか?

 まさに滑稽ではなかろうか。宇宙という基準にしただけで、どうでもよくなる。つまり変えるべきは基準である。

これからのVtuberはどうなるのか

 Vtuberとは生身の自分とは違う架空のキャラクターを用いて動画配信を行う人である。広くVtuberが知られるようになったきっかけは、2016年12月キズナアイの誕生である。

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youtu.be

 2017年になると、「電脳少女シロ」、「ミライアカリ」「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさん」、「輝夜月」など多くのVtuberが現れた。

アニメのキャラクターが動画配信を行うという画期的な方法に多くの人が興味を持った。しかし、やることは他のVtuberと同じであるため、ネタ切れ感がただよい、一発屋芸人と同じく下火となっていった。

 しかし、ホロライブ(2018年5月)、にじさんじの登場(2018年12月)により大きく変わる。

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 今までのVtuberと大きく違うところは編集した動画を投稿することではなく、生配信であることである。これにより以下のメリットが上げられる。

☆メリット☆

・コメントに対してリアルに反応できる
・視聴者が一緒にいる気分になる
投げ銭でも稼げる
・編集する手間がない

 特にコメントにリアルタイムで反応できるのは大きい。視聴者が一緒にいるような気分が味わうことができるからだ。

もちろんデメリットもある

★デメリット★

・生放送であるため動画が長く、見どころが分からないため見返す人が少ない

・生配信できるトーク力が必要

 まず過去の放送の見どころについては、切り抜きと呼ばれる個人の職人がいる。当然著作権的にはアウトであるのだが、公式は黙認している。それは切り抜きという作業を公式で行うと当然人件費がかかる。またどこが切り抜くべきなのか視聴者目線でみなければ分からない。そこを視聴者が勝手にしてくれるので、ついでに宣伝してくれるという仕組みだ。つまり著作権的にアウトであるが、その作業にかかる人件費と考えれば安いものである。

 今後はアニメに興味がある層をより大きく獲得すると考えられる。特に大きいのはキャラクターの3Dの外観である。年々進化をとげ昔のような機械的な見た目でなく、人間味のある仕草ができるようになった。この技術がさらに発展すれば、多くの人が抵抗がなくなるのではないか。世間的には生身の人間の下位互換であるという認識があると思うが、上位互換となる認識に変わっていくだろうと考える。生身の人間がいくら可愛くても、Vtuberに勝てない未来となるだろう。

 まだまだ先になると思うが、アニメキャラクターがドラマに出演する日もでてくるのではないか。アニメとしてではなく、私たちの現実世界に違和感なく溶け込むような形で広がりを見せていくと思う。

 つまりこれから必要なのは中身である。アイドル業界は容姿よりも中身を重視した人材を求めていくだろう。

 

これからYou Tubeでヒットするには

 YouTubeサービス開始から14年、当初の動画はやってみた系、ゲーム実況、アニメ、映画、商品紹介等の所謂大衆向けの動画が大半をしめていた。しかし現在はサッカー、野球、スキー等の各スポーツから魚をさばく、昆虫を観察するなどかなりニッチなことを専門として取り組んでいるYoutuberもでてきている。

 一見受けなさそうと思える内容であるが、昆虫を観察することを主体にしている「おーちゃんねる」は登録者数42万人、魚をさばくことを主体にしている「きまぐれクック」は登録者数281万人と大衆から大きな支持を得ている。

www.youtube.com

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 これからYoutuberを目指そうとするが、大衆向けの内容だけでは困難である。なぜなら他の人がすでにやっているため、見る層も同じことを見せられても困るからだ。過去にやったこと「100%」をそのまま同じことを「100%」再現しても何も面白くない。

 ではどうすればいいかといえば、前述に述べたニッチな分野からのアプローチである。例えば魚は知っている。しかし魚といっても世界中に2万5千種類いる。(魚類 - Wikipedia)その中でも食用は257種類もいる。おさかな 私たちが普段食べている魚など10種類にも満たないのではないか。この魚について知っている「既知」のことと、魚の詳しい種類、生体を知らない「未知」のことが両方あることが重要なのである。例えば深海魚は誰でも聞いたことはあるだろう。しかしその形態は?というと知らない見たこともない。もしさばいたらどうなるかと考えると興味を持つのである。

 そして一番重要なのが視聴者がどうなっちゃうのかと自発的に考えることだ。ダメな例を上げると「釣りをしました」だけではダメである。なぜなら視聴者は魚が見れる程度にしか思わなく、魚はすでに知ってるからいいやとなってしまう。例えばこれを「釣った深海魚を食べてみました」とどうだろう。

「魚は知っている、食べるということも知っている。しかし深海魚を食べたことはない。どうなるのか?」

 と自発的に思考が働き興味を持ってくれるのだ。この中で既知なのは「魚」「食べる」未知なのが「深海魚」である。だから「深海魚を紹介する」だけでは興味を持たれない、なぜなら未知だけだからだ。人は未知のみであると興味を持たないため、必ず既知であることを絡ませることが必要である。

 つまりこの未知と既知を融合していけるのがニッチ市場なのである。このニッチ市場の未知な部分を人々に興味を引かせるためのスパイスとなるのだ。