ゲームはソフトの容量が増加すれば面白いのか
ゲームの歴史は長い、世の中で大ヒットしたファミリーコンピュータが発売されたのは27年前の1983年である。
その後、スーパーファミコン、PlayStation 、PlayStation2、ゲームキューブ、PlayStation3、Wii 、Nintendo Switch 、PlayStation4などゲーム機は進化を遂げてきた。
何が進化したのか。中でも一つはゲームソフトの容量だろう。以下にゲームソフトの容量について比較する。
(単位:バイト)
1,048,576 ファミリーコンピュータ(1983年)
6,291,456 スーパーファミコン(1990年)
67,108,864 ニンテンドウ64(1996年)
1,610,612,736 ニンテンドーゲームキューブ(2001年)
9,126,805,504 Wii(2006年)
53,687,091,200 PS3(2006年)
53,687,091,200 PS3(2013年)
34,359,738,360 Nintendo Switch(2017年)
以上の通りファミリーコンピュータからゲームキューブへは約1000倍も容量が大きくなった。13年で大きな変革が起きたといえる。しかしwillとNintendo Switchと比較すると約4倍と意外と変わっていない。
ファミリーコンピュータとゲームキューブのゲーム内容を比べると一目瞭然で、映像、音楽が全く違う。これは容量の圧倒的な違いがもたらした差であると言えよう。
しかし近年のゲームソフトは容量の発展は進んでいないつまり、映像、音楽の差を感じられることができない一つの要因ではないか。
では技術的に不可能といわれるとそうではない。以下の図の通り、大容量化の技術は日々進歩しており、技術的には容量を増やすことは可能である。Nintendo Switchのソフトはすごく小さいこともこれを見れば分かる。
昔みたいにゲームの進化にインパクトを与えるためには更なる大容量化のソフトを開発するのも一つの手ではないか