空き家
全国の空き家件数は、年々増えている。2013年では全国で820万件ものの空き家があり、内52.4%が賃貸用の住宅である。原因としてはさまざまあり、相続したが使い道はなく解体するのにも抵抗や費用面から避けて空き家となる。
https://www.mlit.go.jp/common/001172930.pdf
下記の表の通り減失戸数に対して新設住宅着工戸数は増えている。これは誰しも新しい住宅に住みたいとの表れであろう。
空き家の問題として以下が挙げられる
・老朽化、近隣住民への悪影響
住む人がいなくなれば、家は手入れされないため、建物は老朽化し草や木が生えていきます。特に台風などで暴風が吹き荒れた場合、倒壊や、屋根材が飛散したりなどして近隣住民に被害でるおそれがあります。
・犯罪
人がいないため勝手に家の中に入り物色したり、悪質な場合は放火などの対象になってしまいます。
そのため、空き家を活用する必要があります。そのためには空き家を活用してメリットがなければなりません。例として以下があります。
・民泊としての提供
旅行客などに宿泊施設として貸し出すことです。特にこれは観光客が多いところでは有効でしょう。
・空き家を取り壊して土地を別利用する
例えば、駐車場にする。または土地自体を売ってしまう。
・倉庫として貸し出す
耐久性に問題なければ、倉庫として貸し出すのもいいでしょう。
家を解体するのには抵抗があるかもしれません。しかし長期間放置の状態では固定資産税もかかりますし、長期的にみたら早く取り壊して土地を売ってしまったほうがいいでしょう。
ドライアイスの危険性
ドライアイスと言えば、夏のスーパーにいったときアイスが溶けないように保冷するために用いられたりとか、生ものを扱う業界でも使用されている。
年間の需要は35万トンあるが、国内の生産量は年々減少している。それはドライアイスを作るには二酸化炭素(炭酸ガス)が必要であるが、二酸化炭素は製油所の精製過程やビール工場等の発砲過程で発生した副産物を利用しているからである。おそらく二酸化炭素を作るためだけに行うのは地球温暖化対策に反するからであろう。海外からの輸入が増えている。
話を戻すとドライアイスは保冷するために使うものであるが、凶器にも使用できてしまう。まず二酸化炭素は人間にとってとても猛毒である。空気の中にも0.039%だけ含まれているがこれが高濃度になると人体に悪影響を及ぼす。
具体的に数値と症状を表したのが以下の表である。ppmとはparts per millionの略でありつまり100万分の1である。つまり1%=10,000ppmだ。
ではドライアイスでどこまで濃度が上がるのか。例えば、350gのドライアイスを乗用車の車の中で放置した場合、濃度が10%になる。つまり100,000ppmだ。死亡してしまう。買い物帰りに保冷用のドライアイスを入れてもらったら車内はちゃんと換気するように気をつけよう。
次に危険な行為はペットボトルに入れることである。以下の記事の動画でも紹介したが、ペットボトルが破裂する恐れがあるため非常に危険である。また上記でも説明したがドライアイスの元となる二酸化炭素は工場の副産物として生成されたものだ。そう考えれば衛生上よくなことも分かるだろう。
よくyoutuberで以下のようにドライアイスで遊ぶのがアップされているが、これは二酸化炭素を部屋に充満させているのである。上記でも述べたように二酸化炭素は危険である。以下の動画を批判するわけではないが、身体に悪影響があることを認識した上でやってほしい。ちゃんと換気を使用。でないと本当に死んでしまうよ。特に二酸化炭素は空気より重いため下に滞留しやすい。
ちなみにドライアイスからでるけむりは二酸化炭素ではない。二酸化炭素は目に見えないからだ。けむりは水が凍った小さい氷の粒である。
あとドライアイスは-79℃なので触ってると凍傷になるよ。ただよく手に持ってる人がいるがあれは手の温度とドライアイスの温度差が大きく、手とドライアイスの間に気化した二酸化炭素が層となり、思ったほど冷たく感じない。しかし長期間持ってると層がなくなるため、ダイレクトにドライアイスの冷たさを味わうことになる。
強力な炭酸飲料水を作るためには
世の中には多くの炭酸飲料水が存在する。例えば、コーラ、サイダー、ビールなどがある。炭酸水は飲み物の中に炭酸ガスを入れ、日本農林規格ではガス内気圧が0.29MPa以上の飲料が該当する。
つまり炭酸ガスが飲料に多く含まれているほど強力な炭酸水となる。しかしこれには限界がある。なぜなら水にとける炭酸には限界があるからだ。さらに溶解度は条件(温度、工程)によって変わってくる。以下はその図を表したものだ。
KUOSと家庭のソーダマシンで作る炭酸水では、どちらが強炭酸? | KUOSの炭酸水情報まとめ
自然界(大気圧)の状態から更に強力な炭酸水を作るために必要な条件は以下である。
- 強い圧力
- 0℃に近い事
- 限りなく純水に近い事
つまり上記の条件で強力な炭酸水を作るのに有利な条件にすれば、一般的に売られている炭酸水よりも強力なものができる。ただ問題となるのはペットボトルの耐久性だ。
ペットボトルの耐圧性は初期状態で16気圧つまり1.62MPaまでである。
これ以上強力な炭酸水を作りたかったら自分で作るしかない。
以下のように炭酸水を作る「炭酸水メーカー」があるが製品の性能上限界がある。
更に高めようと思うと以下の動画のように炭酸ガスのボンベを購入し、耐圧がなるべく高い容器を購入して、純水は0℃にして作るのがいいだろう。
ただ高圧はとても危険である。例えばペットボトルにドライアイスを入れて、爆発させるいわゆる「ドライアイス爆弾」。以下の動画がその実験である。このようにもし人が近くにいたらペットボトルの破片が皮膚に突き刺さるだろう。特に目に入ったら失明してもおかしくない。
なのでペットボトルではなく以下のような高圧に耐えられる容器ですることを推奨する。絶対にペットボトルではしないように。また炭酸を注入した後、ふたを開けるときに吹き出す可能性もあるため、十分安全に配慮してすることを願う。
3Dプリンター
3Dプリンタによって、個人でも樹脂造形ができるようになった。今までの樹脂造形の方法は金型に樹脂を流し込んで硬化させて作るものであった。しかし金型は大量生産するのは単価を抑えることができるが、数が少ない場合は単価が莫大な費用となってしまう。特に試作品を作る段階は詳細の形状が決まっていないため、金型を作りたくない。 それを解決したのが3Dプリンタである。3Dプリンタは3DCADなどの3Dデータがあれば金型を作らずに樹脂造形をすることができる。価格は数万円~購入でき、価格帯で成型品のできに差がでてくるものの、個人でも購入できるレベルである。
https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/81iolhtnVSL._SL1500_.jpg
3Dプリンタは一般的に積層造形法という方法により樹脂造形をしている。簡単に言えば、2次元断面を何層も重ねたものである。
主に以下のような種類がある。
光造形法
光硬化樹脂を紫外線レーザーや類似の光源で1層ずつ硬化する
粉末法
素材粉末を層状に敷き詰め、高出力のレーザービームや(導電性の素材では)放電などで直接焼結(粉末焼結式積層法)したり[20][21]、インクジェット方式でバインダを添加して固めたりする(粉末固着式積層法)
熱溶解積層法(FDM法)
熱可塑性樹脂を高温で溶かし積層させることで立体形状を作成する造形法。
シート積層法
シートを積層させ、形状を作る造型法
インクジェット法
液化した材料またはバインダを噴射して積層させ、形状を作る造形法
以上の通り、個人で結構精巧な樹脂造形ができることが分かっただろう。これによって一人で全部できることがメリットしてある。本来3DCAD等でモデルを作成したら、金型を作らなければならないが、金型を作るのは個人では不可能に近い、ただ3Dプリンタさえあれば、設計から製造まで一通りできてしまうため、個人で物を製造し販売することが可能であろう。
ただ課題となるのは単価である。大量生産するとなると、金型を作ったほうが単価は低くなる。そのため、個人としてやっていくのであれば希少価値の高いオリジナルのものが向いている。つまり機械などに使われる部品ではなく、芸術的なもの例えばフィギュアなどに焦点を当てた方がいいのではないか。
人工雪の作り方
2020年1月14日現在、日本は記録的な雪不足となっている。中でも大きな打撃を受けているのはスキー場だ。スキー場のオープン状況を去年と比較しても、以下の図の通り、今年は去年より増え3割が滑走不可の状態である。
暖冬による雪不足 スキー場の稼働率は昨年より大幅減 - ウェザーニュース
「雪が無ければ、作ればいいじゃなか」
確かに雪が降らなくても、人工雪を作ることができる。まず人工雪を作る方法として大きく分けて二つある。
氷を砕いて雪にするにするのは人工造雪機と呼ばれている。これはかき氷機と同じ仕組みだ。メリットして季節に関係なく作ることができる。つまり冬じゃなくても暑い夏でも作ることができる。夏のイベントで使用されているのは人工造雪機だ。
低温の大気中に水を噴霧することで雪を作るのは人工降雪機と呼ばれている。これは圧縮した空気と水を混合させたものを大気に放出するのだ。圧縮した空気を大気に放出すると断熱膨張するため温度が急激に下がる。これを利用して水を凍らせて雪にするのだ。メリットとして氷を用意する必要がないため、人工造雪機よりも安くすむ。デメリットとして気温が低いときにしか作れない。それは気温が高いと圧縮した空気を大気に放出したとき氷点下にならないからである。
必要な気温は以下の赤いラインを下回ったときである。
ここで少し断熱膨張について説明する。例えば空気入れで空気を入れるとき、空気入れが熱くなる。これは空気が圧縮され気圧が上がったため温度が上がったのだ。図で表すとB→Aに変化したのだ。このとき温度はT2→T1へ変化するため温度が上がる。そして人工降雪機で起こっている現象はこの逆である。つまりA→Bに変化しているのだ。そのとき温度はT1→T2に変化するため温度が下がる。
スキー場で主に使用されているのは人工降雪機だ。人工造雪機は氷を用意しなければならないため、費用が莫大になるからという。人工降雪機なら外気温が低ければ、池などに貯水した水があればできるからだ。ただ、暖冬により気温が高いと人工雪が作れなく、スキー場が営業できないところが多くなっている。ただ雪が降らないだけでなく気温が高いことも大きく影響しているのだ。
マーケティングについて
以下の記事はかなり箇条書きです。
商品を売り、利益を上げる最短の方法は顧客が今ほしいものを提供することである。そのためにマーケティングは必要不可欠だ。
マーケティングとは
顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする。
つまり以下の条件が必要だ。
①顧客が興味を持つもの
②顧客に知ってもらうこと
③顧客が対価を払うこと
①については、そもそも顧客が興味を持たなければ意味はない。そのためには顧客が商品を見たときに何か問題解決ができそうだと思わせることが必要である。問題というのは例えば、電化製品で言ったら今の機能より良くなり、短時間でできるとか、仕上がりがよいとか、ランニングコストが安いとか、デザインが良いとかである。つまり顧客にメリットがなければならない。また現代では「暇」を持て余している人が多いと思う。「暇」が潰せるようなものが必要ではないか。つまり時短だけではなく、毎回変化があるようなものになるなど、面白さも必要になると考える。
②については、そもそもどんなに良い商品でも知って貰わなければ買ってはくれない。知ってもらうためには、テレビ、ネット等での広告が必要になるが、ここで重要なのは、この商品は何ができるのか分かりやすくすることである。例えばPCといっても世の中に溢れている。大抵どのPCを買ってもネットを使ったり、マイクロオフィスを使ったりなどはできる。ではその他で何か売りになるようなオリジナルのものが必要だ。PCならネット、動画など使えるのは当たり前だ。そんなことは宣伝しないほうが良い。他のPCよりも秀でていることだけ言うだけでいい。
③については、自分のものにしたいと思わせることである。それは欲を満たすことに等しい。欲とはいろんなものがある。
・食欲、睡眠欲、性欲、獲得、承認、顕示、防衛など上げれば多くある。
つまり商品がこれらの欲を満たすことができるかが重要となる。より多くの欲を満たすことができればそれは、多く売れることにつながるだろう。
以上のように簡単に言えば、人の欲求を満たすことができる商品を、それを必要な人に適切に宣伝することである。